JR神戸元町駅、各線三宮駅からすぐの「神戸元町osteopathy32」は
理学療法士の豊富な経験と知識を持ち
オステオパシーというアメリカ生まれの整体を専門とする
日本では数少ない整体院です。
自律神経とは
自律神経とは、心臓をはじめとした内臓や血管の働き、体温調節、呼吸、消化、排泄など、生命維持に必要な器官を、自分の意志と無関係に24時間コントロールしてくれているシステムのことです。
この自律神経は、心と体の状態を活発にさせる「交感神経」と、心と体をリラックスさせる「副交感神経」の逆の働きをする2つに分かれており、互いにバランスを取りながら、24時間365日休みなくどちらかが働いているのです。
しかし、不規則な生活や過度なストレスなど様々な要因によりこのバランスが崩れてしまうと、リラックスしたいのに興奮状態になったり、活動したいのに気力が沸かなかったりという、いわゆる「自律神経失調症」という心身の不調が現れることがあります。
具体的には、だるさ、不眠、頭痛、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、下痢、便秘、ほてり、冷えなど様々です。精神的症状として、イライラや不安感、鬱々とするなどの症状が現れることもあります。
自律神経を整えるには
一般的な治療法としては、薬物療法、生活・睡眠習慣の改善、ストレス原因の改善などが挙げられます。
このうち、薬物療法(例えば抗不安薬や睡眠薬など)は症状を和らげるという対症療法としての効果が期待できます。しかし根本的に良くなるためには、やはり生活・睡眠・ストレスの改善が重要といえるでしょう。
しかし、このストレスにあふれた現代社会の中でそれを実践するのは非常に難しいことです。そのため、日々なんとか耐えながら過ごしているといった方が大半なのではないでしょうか。
しかし、薬での緩和でも自力解決でもない3つ目の方法があるのです。
整体で自律神経のバランスを整える
整体で自律神経の働きが良くなると聞いて、不思議に思われる方が多くおられます。一般的に整体では、肩こりや腰痛などといった筋肉や関節の痛みやコリに対して行われるイメージがありますよね。
しかし、当院が専門とする「オステオパシー」というアメリカ生まれの整体は、自律神経の働きを整えることにおいて数ある整体の中でもトップクラスの効果をもたらします。
オステオパシーはソフトな施術が特徴で、繊細な感覚を使って、身体の中の膜や体液の流れなどを通して問題を抱える部分へ働きかけます。
自律神経に問題を抱える場合は、呼吸に関係する横隔膜・胸郭の機能を正常化したり、頭蓋・仙骨などへのアプローチをしたりすることが多く、徐々に身体が本来の状態へと整うことで、結果的に自律神経のバランスがとれるようになります。
現代社会では交感神経(心身を興奮させる神経)が働きすぎている方が多いと言われており、当院に来られる方も例に漏れず、心身が緊張状態になっている方が多いです。そのような方の場合、施術により副交感神経がきちんと働きはじめると、非常にリラックスした心地になり、施術中に眠ってしまうことも珍しくありません。
自律神経は人間にとって非常に重要なシステムです。不調を感じている方、生活に支障が出ている方、自律神経失調症と診断されて何かいい方法はないかと探している方は、是非一度オステオパシーを受けてみることをおすすめします。
体内のリズムと自律神経
体内には様々なリズムが存在します。心臓の鼓動や呼吸などはすぐに理解できるでしょう。それ以外にも、血管の収縮や筋肉の微細な収縮など、意識には上らないような様々な体内の組織で規則正しくリズムが刻まれているのです。
そしてこのリズムが規則正しくあるために絶妙なコントロールを行っているのが「自律神経」です。つまり、「自律神経」が乱れるということは、先に述べた体内の様々なリズムを乱してしまうということです。
オステオパシーの技法の中には、常に相手のリズムを感じ取り、相手が受け入れてくれるリズムを提供し続けるというものがあります。自律神経が乱れたことによりおかしくなったリズムをオステオパシーの技術を使って整えることで、徐々に自律神経の働き自体を修正していくという、逆の流れを使った方法です。
ストレスのかかった身体に適切なリズムを提供してあげることは、興奮した身心を落ち着かせ、落ち込んだ身心を立て直すきっかけとして最適な手段の一つと言えます。
呼吸と自律神経
心身一如という言葉がありますように、心と身体は密接に関わりがあります。その関係が最も現れる現象の一つが、呼吸という運動です。
イメージしてみてください。
……スポーツで優勝が決まる一打や一投を行う場面……
……人生が左右されるような面接やプレゼンテーションの場面……
……事故現場に遭遇したとき……
……友達の何気ない一言に傷ついた時……
そのような、興奮状態で思考が回らないときは呼吸は早く浅くなっているかと思います。
逆に少し思考に余裕があり、意識的に落ち着こうとしたならば、大きくゆったりと呼吸をしているでしょう。
このように心の状態というのは、呼吸に如実に表れます。ですから呼吸を整えるということは、心を落ち着かせる有効な手段となりえます。オステオパシーは、この呼吸を適切な状態に導くことを非常に得意としています。
神戸元町osteopathy32では、
オステオパシーと理学療法士の
2つの視点で原因を見つけ出します
当院では出来る限り早く「原因」にたどり着くため、以下の流れで施術を行っています。
①問診でお聞きした情報をもとに、理学療法士の得意分野である「運動学的」な視点で、全身の関節の動き・姿勢のチェックをします。
②次に、オステオパシーの得意分野である「解剖学的」な視点で触診を行い、全身の状態をチェックします。これは、訓練により習得した繊細な感覚を使い、体の中の膜を通して、全身で何が起こっているのか、どのような力がかかっているのか等を探ります。
そして、お悩みの症状を引き起こしている本当の原因に対し、オステオパシーの手技を用いてアプローチしていきます。
このように、二つの視点で原因を推察できるのは、国家資格である理学療法士としての豊富な勤務経験と、日々オステオパシー技術の研鑽を欠かさない当院だからこそできる強みだと思っています。
※オステオパシーは、アメリカでは医療として行われており(国家資格であり、医師と同等の医療行為が認められている)、世界には同様に普及してきている国もありますが、日本においては現時点では民間療法のいわゆる「整体」としての位置づけになります。