top of page
慢性腰痛.png

JR神戸元町駅、各線三宮駅からすぐの「神戸元町osteopathy32」は

理学療法士の豊富な経験と知識を持ち​

​オステオパシーというアメリカ生まれの整体を専門とする

日本では数少ない整体院です。

腰痛の解決のカギは

本当の原因を探し出すこと

 腰痛でお悩みの方は多くおられます。国民病とも呼ばれ、男性では1位、女性でも肩こりに次いで2位に挙げられるほど。ぎっくり腰とは異なり、慢性化した腰痛は常に重だるさがある状態で「腰が痛いのに慣れてしまった」などと言われることもあります。この半分諦めたような状態の方であっても、しっかりと評価してアプローチすれば改善の光が見えてきます

腰痛 女性.png

 もしあなたが、マッサージなどでの目先の解消ではなく根本的な改善を目指そうと思われるなら、全身を丁寧に評価し真の原因を見つけ出すことが必要です。

慢性腰痛の原因①身体の使い方

 慢性腰痛の方には、股関節が上手く使えていない人が多く見られます。具体的に言うと、床の物を拾うときなどにしっかりとお尻を後ろに引き込む動作が見られません。股関節をしっかりと引き込むことが出来ないと、背中を丸めるような動きをして下の物を拾おうとします。

 

 腰と背骨はお隣同士の関係なので、片方が仕事をサボるともう片方が必要以上に働くようになります。なので股関節が上手く使えない人では、腰の仕事量が増えてパンクするという流れになってしまいます。

ぎっくり腰 女性.png

 また、体幹というのも重要です。腰痛の無い人であれば、手や足を動かす前にフィードフォワードといって、自動的に体幹が緊張することで土台を作ってくれることで身体の負担を軽減してくれています。一方で、腰痛のある方ではその機能が低下しており、手足を動かすときに体幹が緩んだままで守られることが無く、刺激が直接腰に来てしまいます

 

​ 当院の院長は運動療法を専門とする理学療法士の国家資格も所有しているため、ご希望の方や院長が必要と考える方には、整体を受けていただいた後にセルフエクササイズの助言もさせていただき、より早い改善を目指します。

慢性腰痛の原因②歩き方

 一般的に、人は一日あたり数千歩程度歩いています。運動を意識している方だと1万歩以上かもしれません。これだけ繰り返し行う動作がもし適切な方法でなかったとしたら、身体への負担は非常に大きいものだと思いませんか?

 よくある事例に、片側の足が後方へ強く蹴りだすような歩き方というのがあります。これでは、一歩蹴りだすたびに腰を反っているのと同じであり、腰の関節を痛めてしまいます。また、片側の腰が落ちるような歩き方をしてしまうと、上半身を支える仙腸関節という関節に対し、ずれるような力が加わってしまいます。ちなみに、お悩みの方も多いであろう急性腰痛症(ぎっくり腰)はこの仙腸関節のねじれが原因とも考えられています。

歩く 女性.png
歩く男性.png

 これ以外にも、腰痛の原因となる歩き方は複数あり、歩き方を変えれば腰痛がよくなるというのは珍しいことではありません。しかし、その歩き方を変えるというのはそんなに簡単なことではありません というのも、その歩き方になっているのには原因があるからです。例えば、”精神的なストレスが呼吸を浅くして、横隔膜の動きが制限され、横隔膜と関係の深い大腰筋が過緊張になり股関節の動きが悪くなる”“消化器系の不調が原因で、それと関連する脊柱の可動性に問題が出て、骨盤や下肢の動きに偏りが出る”などです。 これらはあくまで一つの例ですが、そのようなバックボーンがあるのにそれを解決せず、歩行動作のみを改善していると、別の場所にひずみが来たりすぐにリバウンドしたりするかもしれません。後ほど説明しますが、その根本の原因まで突き詰め解決に導くことができるのが、当院が専門とするオステオパシーです。 それと合わせて、当院は「歩き」を専売特許のように得意とする理学療法士の臨床経験足底板(インソール・靴の中敷き)の知識・作成技術も豊富にあるため、その指導も行うことができます。そのため、オステオパシーの施術と合わせることで、より早い改善に繋がっています。

慢性腰痛の原因③姿勢

 姿勢についてはじめにお伝えしたいのは、背骨のS字カーブです。具体的には、首、胸、腰に3つのカーブがあります。身体の筋肉や靭帯、神経などはこのS字カーブを基本として身体の緊張が適切になるように配置されています。

 なので、過剰に胸を張ったり背中を丸めたりしていると、筋肉や靭帯、そして神経の緊張状態が正常ではなくなり、身体に支障をきたします。

 猫背が良くないということは十分知られていますが、意外に知られていないのが「胸を張りすぎる」のも良くないということです。猫背の状態では、S字カーブの真ん中にある胸椎はカーブがきつくなっています。反対に、胸を張りすぎた状態では胸椎はピンとまっすぐに伸びてしまっています。 背骨はS字カーブがあることで、バネのように衝撃を吸収する作用が生まれます。しかし、先ほどお伝えしたように、胸を張ることでその大事なカーブを一つ無くしてしまいます。そうすると、本来なら3つのカーブで吸収する衝撃を腰と首の二か所で負担しなければならず、その部分に大きなストレスが加わることで、腰痛をはじめとした様々な症状に繋がります。 

背骨 縦長.png

 また高齢者や最近の若年層にも多く見られる、背中全体を丸めた姿勢も問題です。高齢者は加齢による変形が多く、若年層では体幹機能の問題が多いので発生機序は異なりますが、どちらも背面の筋肉などを緊張させ血流を阻害します。阻血状態の筋肉では痛みを生じますので、このように背中の丸い姿勢も腰痛改善のカギとなります。 ​ただ間違ってはいけないのが、姿勢が悪い人がみんな腰痛に悩まされているわけではないということです。あくまで一つの可能性なので、どれが問題となっているかは正しくお身体を評価する必要があります

​オステオパシーではこう考えます

腰痛で重要な3つの問題はご理解いただけたでしょうか?一般的に根本解決と言われているのは、先ほど挙げたような姿勢や歩き方を改善することを指します。​しかし、オステオパシーでの根本解決は、さらに「その姿勢・歩き方をしなければならなくさせている力」を探り、アプローチします

そのためには、まず全身に対して、どの場所にどのような力が加わっているのかを知る必要があります。それを調べるために、基本的に初回は全身の検査を行っています。さらに毎回の施術も、オステオパシーの「傾聴」という技術を使って身体の声を聴くことから始めています。私はこの傾聴の技術こそが、オステオパシーがその他の整体とは大きく異なる点だと考えています。

全身 筋肉 後ろ姿.png

 傾聴では、全身を覆う膜組織などのテンション(緊張)をたどることで、その時その時で身体に最も影響を及ぼしていると考えられる部分をあぶりだします。時にはご本人も驚かれるような、思いもよらない部分が原因であると明らかになることもあります。ご本人でさえ驚くということは、第三者に簡単に分かるはずもないので、一般的な整体では見落とされがちなのでしょう。これを可能とするオステオパシーは、本当の意味での根本解決に欠かせないものだと当院では考えています。

神戸元町osteopathy32では、

オステオパシーと理学療法士の

2つの視点で原因を見つけ出します

 当院では出来る限り早く「原因」にたどり着くため、以下の流れで施術を行っています。

 

①問診でお聞きした情報をもとに、理学療法士の得意分野であ「運動学的」な視点で、全身の関節の動き・姿勢のチェックをします。

 

②次に、オステオパシーの得意分野である「解剖学的」な視点で触診を行い、身の状態をチェックします。これは、訓練により習得した繊細な感覚を使い、体の中の膜を通して、全身で何が起こているのか、どのような力がかかっているのか等を探ります。

 そして、お悩みの症状を引き起こしている本当の原因に対し、オステオパシーの手技を用いてアプローチしていきます。

 

​ このように、二つの視点で原因を推察できるのは、国家資格である理学療法士としての豊富な勤務経験と、日々オステオパシー技術の研鑽を欠かさない当院だからこそできる強みだと思っています。

※オステオパシーは、アメリカでは医療として行われており(国家資格であり、医師と同等の医療行為が認められている)、世界には同様に普及してきている国もありますが、日本においては現時点では民間療法のいわゆる「整体」としての位置づけになります。

bottom of page